第一回 五反田Emacs勉強会

2009年09月29日に行われた、第一回 五反田Emacs勉強会に、
ちょいと、ピザを食べに行ってきました。
出発が少し遅れましたが、なんとか良いところが聞けたようです。


内容は菅原さんの「anything-sources作ってみる、書いてみる。」です。
レベル的に、独自のEmacs Lispをかける人が対象だったのだと思います。

anything-sources.elの書き方

anything.elの作り方の説明。

1. candidatesに選びたい候補を集める。
2. 実行されるアクションの指定の仕方
3. キャッシュするしないの制御
4. 別のプロセスでの実行のさせ方
5. 候補の絞らせ方
6. マップの提供の仕方

この辺に〜〜を書く、この辺に〜〜を書く、という感じに詳しく説明。
そして、説明後、、、


菅原さん「ここまでで、よくわからない人」
参加者「はーい」「はーい」「はーい」

私には、ソースがあって、それを解説と同時に追って見る分には、わかりやすい説明であった、と感じられました。
おそらく、参加者の多数もホントは大丈夫だったんじゃないでしょうか。

anything.elの活用例

郵便番号から住所を検索する

anything.elの使い方、デモ。

  • インテリセンス
  • いろいろなanything。

anythingのプラグインの作り方

  • anything-match-plugin マッチしたら、何か実行するプラグイン
  • candidates-file-plugin 候補に属性を追加するプラグイン

anythingの候補が多数ある場合

anythingの仕組みは、

1. 候補を全てまず集める
2. 候補を絞り込む

なので、件数が多すぎる場合は、
volatileを使って、動的にanything を作りだすと良い。

重いanythingの場合、途中で止めたい

それはプラグインの作成者側が何とかすべき問題。

tokyo-emacs #x02 と併せて聞いた感じでは、
どうも、anythingに重い時があることに不満があるようだ。

ピザパーティ

主催の、アリエルネットワーク様のところには、Emacs使いがたくさんいる。
Emacs使ってないと、面接とかで「なんで、Emacs使ってないの?」とか言われるらしいぞ。

会社内のEmacs使い、Vim使いの数って、割と会社の力を指す、物差しになると思う。

感想

anythingは、これがあるからEmacs使っている、という人がいるくらい、
便利だという話で、どのEmacs系の記事、勉強会でも話を聞きます。
時間は短かったけれど、とても勉強になりました。
これまで聞いたanything.el話の中では、
もっとも活用できそうな、発展的な使い方を始められそうな話だったように思います。