技術系の翻訳で困る点を騙る

技術情報系の翻訳作業をやっていて、
未知の単語にぶつかると絶望的な気分になります。


もしかしたら、誰かが既に、その語に良訳をつけているかもしれない。
あるいは、だれも日本語訳していないから、自分でその意味を表す造語を作ってしまってもいいかもしれない。


しかし、困ったことに、そうした語は簡単な単語の組み合わせからできていることが多いので、
検索では、過去の訳がなかなか見つかりません。
(メジャーな単語で、余分な検索がヒットするのです。)


でもって、変な訳をつけると、すっごい叩かれてしまうわけですね。
(ずるいよー、後出しだよー、こっち時間制限ありなんだよー、探せないよー)




更に、英語の場合は、その言語の仕組み的に、例えば、
write(書く)→ writer(作家)
といった具合に、動詞から名詞を簡単に作り出せるので、
英語原文では、動詞→名詞の変形がよく出てきます。


これも翻訳時に困る点のひとつで、
日本語の場合、特に複雑な意味を持つ動詞を名詞で表現しようとした時に、
長ったらしい表現になりやすくて、文章が崩れやすいのです


私の場合は、どうしても良い訳が思いつかない場合は、
苦しい形容詞+名詞の表現にして、逃げています。
(英語はずるいな、とか思ってしまう。英語なら簡単に表現できるのに)




なので、私の力不足が最も大きな問題なんですけど、
私の名前で変な日本語訳を見つけても、叩かないでくれると助かります。
見逃してください。