iPhoneに通知が一切飛んでこなくなった!その問題の解消方法について

急にiPhoneに通知が飛んでこなくなった

突然だが、先日手持ちのiPhoneに各アプリからの通知が一切飛んでこなくなった。
・Slackのような会話アプリからのTO指定も、
・仕事で使っているサーバー管理アプリからの警告アラートも、
・監視カメラが検知した不審者アラートも、
・お弁当注文アプリの届きました通知も、
な〜んにも届かない!

一方で、別で所有しているiPadには通知が届いていた。
アプリが通知を飛ばさなくなったわけではない!
iPhoneの状態が非常に怪しいぞ!


さて、問題はここからなのですが。

この通知が届かない現象への対処方法についてネットで調べたところ、
・電波状況が悪いのでは?
VPNを切ってみて?
・集中モードがONになっていない?
iPhoneの通知の設定、該当アプリの箇所を確認してみて?
と並び、

次に来るのが、
iPhoneのOSの問題。OSバージョンアップを。
・端末が故障している。修理に出して。
となっていたので、


待つのだ。他にも試すべきことがある。
そう思って記事を書くことにしました。
簡単な解決方法を試す前に、iPhoneを修理に出しちゃったら大変ですよね。

そもそもの通知の仕組みの話

そもそも、iPhoneへのpush通知がどのように実現されているか。
アプリによって違いますが、だいたい次のようになるでしょう。

・アプリの初回起動時か、
・アカウント登録時か、
・もしくはログイン時に、
・あるいはアプリで通知機能を有効にした際に、
端末の情報を収集する。
(仮にデバイストークンとでも呼びましょうか)


その収集した通知先に対して、アプリは通知を送信します。

では、なぜ通知が飛んでこなくなった?

iPhoneの各設定を確認して、問題がないことが前提条件ですよ。

私の場合の原因はおそらく
iPhoneの全てのアプリの通知が届かなくなったことから
通知端末の情報(デバイストークン)がなんらかの原因で書き換わってしまった
のだと考えています。


アプリは過去に収集した端末(デバイストークン)に対して通知を送信しようとしているが、
そこが変わってしまったので、
push通知があさっての方向に空振りしているのではないか?

そういう推測ですね。

結局、どうすれば良い?

この問題の解決方法は、
端末情報(デバイストークン)をアプリに取り直させれば良い。
となります。


対処方法はアプリによって異なるのですが、
簡単な方から ・アプリの通知機能を無効有効と切り替える。
・アプリからログアウトしてから、ログインする。
・アプリを消して、再インストールする。
・アプリからログアウト。次にアプリを消す。その後に再インストールする。
となります。


これで端末の情報(デバイストークン)を取り込み直してくれれば解決。
iPhoneに通知が再び届くようになるでしょう。


最後のしつこいやつ
"・アプリからログアウト。次にアプリを消す。その後に再インストールする。"
は、
単純にアプリを消して再インストールしても、
ログイン状態を維持し続けて、
端末情報(デバイストークン)を取り直してくれない頑固なアプリ向けの対応ですね。

おわり

とは言っても、アプリをアンインストールしたくても、
安易にアンインストールできないケースはあると思います。
データのバックアップが大変だったり。


あと、通知を送信するアプリが沢山ありすぎると、
とても全部のiPhoneのアプリにたいして直していられない。


結局、最低限通知が必要ないくつかのアプリに絞って、
通知が届くように修正を行うしかないと思いますね。


(ところで、端末の情報が書き換わってしまった原因とかは・・)
(さぁ?)