続・Final Cut Pro XでWAVファイルにロールを自動割り当てする機能の仕様を特定した(してない)

要約

ぜんぜん特定してなかった(´д`)


前回
Final Cut Pro XでWAVファイルにロールを自動割り当てする機能の仕様を特定した https://taku-o.hatenablog.jp/entry/2019/05/25/060055


判明した問題

  • mixdownなWAVファイル、
  • ステレオなWAVファイル、

つまり、複数のチャネルを持ったWAVファイルに、
前回、「これで良いんだよ」と紹介した構造の、
次のようなiXMLチャンクを追加すると、

<BWFXML>
    <IXML_VERSION>1.27</IXML_VERSION>
    <TRACK_LIST>
        <TRACK_COUNT>1</TRACK_COUNT>
        <TRACK>
            <CHANNEL_INDEX>1</CHANNEL_INDEX>
            <INTERLEAVE_INDEX>1</INTERLEAVE_INDEX>
            <NAME>dummy-track</NAME>
        </TRACK>
    </TRACK_LIST>
</BWFXML>


Final Cut Pro XにWAVファイルを取り込んだ時に、こうなってしまう。
空のオーディオロールが振られてしまうことが判明したのです。

<空白>
dummy-track


でもでも?

しかしながら、ではこうしたらと、
次のように、WAVファイルのiXMLチャンクに、
チャネル数のトラック情報を入れたとしても、

<BWFXML>
    <IXML_VERSION>1.27</IXML_VERSION>
    <TRACK_LIST>
        <TRACK_COUNT>2</TRACK_COUNT>
        <TRACK>
            <CHANNEL_INDEX>1</CHANNEL_INDEX>
            <INTERLEAVE_INDEX>1</INTERLEAVE_INDEX>
            <NAME>dummy-track</NAME>
        </TRACK>
        <TRACK>
            <CHANNEL_INDEX>2</CHANNEL_INDEX>
            <INTERLEAVE_INDEX>2</INTERLEAVE_INDEX>
            <NAME>dummy-track</NAME>
        </TRACK>
    </TRACK_LIST>
</BWFXML>


今度は、このように無駄なナンバリングサフィックスのついた、
オーディオロールが振られてしまうようなのです。

dummy-track-1
dummy-track-2


この場合、できれば、
Final Cut Pro X上で、手動でオーディオロールを設定した時と同じように、
dummy-trackという名前でロールを1つ設定して欲しいのですね。
そう、手動でなら設定できる。


iXMLチャンクでWAVファイルのオーディオロールの情報を設定しようとした時、
うまく設定できるiXMLのデータ構造がどうにも分からない。


結論

どうすれば良いか、わからぬ・・・
わからぬ・・・