たまには他のvi系エディタの話でも。Elvisとかどうだろう。

パソコンのメニューに並ぶ、ViViVimElvisのアイコンの図。いや、Elvisを普段は使ってはいませんが。
しかし、このWinElvisのアイコン・・!


Vimほどではありませんが、Elvisも割とリッチなエディタです。
僕の大好きなビジュアルモード(笑)もあります。


スクリプトによる機能拡張もサポート。
拡張子はexで独特な文法。expectスクリプトの文法に似ているでしょうか?

" dict.ex
alias readDICT {
  local nolock
  r !dict --html "!2"
  try %s/{\([^,}]*\), \([^}]*\)}/{\1}, {\2}/g
  try %s/{\([^,}]*\), \([^}]*\)}/{\1}, {\2}/g
  try %s/{\([^,}]*\), \([^}]*\)}/{\1}, {\2}/g
  try %s/{\(\w[[:alpha:] .]*\)}/<a href="dict:\1">\1<\/a>/g
  try %s/[Hh][Tt][Tt][Pp]:\/\/[^ ,>")&]*/<a href="&">&<\/a>/g
  set bufdisplay=html
}
alias dict {
  local w="!*"
  let w =~ s/ /\\ /g
  eval sp dict:(w)
}


マルチバイトサポートはバギーという話。X11版は違うかも。
jelvisという日本語化されたElvisがあります。
用意されているオプションは、Vimとは大分異なるようだ。




私が思うに、Elvisの最大の特徴は、ディスプレイモードというモードがあることでしょう。
このモードではHTMLやTex、manなどをそのまま表示できます。(さらに、このまま編集も可。)


当然ですが、モードを切り替えて、ソースを直接編集することも可能です。


ElvisのヘルプドキュメントはHTMLファイルとして作成されていて、
ディスプレイモードを利用して表示されています。


HTTP、FTPによるリモートアクセスも可能なので、
あとは、Content-Typeを見てファイルタイプを設定できたり、JavaScriptが動作したり、スタイルシートが使えたり、画像を表示できたりすれば、
Webブラウザとしても利用できそうなのですが。




Elvisは、思ったより面白いエディタだったので、
インストールされていたら、試してみてください。
オワリ。