Linux、Windows 混在環境に効く Windows Server のポイント 2コマ目

オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Spring 02/21
Windowsの管理機能について。
このセッションは聞く価値ありありでした。

/var/logはどこ?


あるある。昔、わからなかった。

  • Windowsではファイルではなく、イベントビューワでイベントを見る。
  • Windowsは昔はOSもアプリもログを吐かなかったが、最近の傾向としてはじゃんじゃんログを吐くようになっている
カスタムビュー
  • イベントを見るには、カスタムビューを活用してほしい。
  • カスタムビューはイベントを絞り込める。
サブスクリプション
  • サブスクリプションを使うと、他のマシンのイベントを引っ張ることができる。
  • 管理したいマシン1台で設定すれば、必要なイベント全てを引っ張れる。

/procは?

  • Windowsでは、WMIを使って情報を調べる。
Scriptomatic


おお!!

OpenPegasus

http://www.opepegasus.org/

  • Windowsに慣れている人が、Linuxに困ったときに使うツール

cron、atは?

  • タスクスケジューラを使用する。
トリガー
  • アイドル時に何かさせることもできる。
失敗時
  • 失敗時の繰り返し、実行を諦めるまでの条件の設定ができる。
遅延
  • 同じ時間にタスクが重なった場合に、それぞれの実行時間をずらせる。

ps, 〜statは?

  • リソースマネージャ、パフォーマンスモニタを使用する。

Sysinternals

http://sysinternals.com/

  • より玄人好みのツール。今は標準。100くらいの機能がある。
  • stringsコマンドの代替などがある。


これはwktkすぎる。クリティカルヒット。標準なのか。

プロセスモニタ
  • どのアプリケーションが、どの情報にアクセスしているかわかる。
  • 情報を出し過ぎるので、日常は使えない。
オートランズ

rsh、ssh、リモートアクセスどうするのか?

Winrs
  • コマンドラインのコマンドを動かすためのツール。
  • コマンド中心。notepadなどは動かない。
便利なコマンド
  • diskpart
  • netsh

ファイアウオール、ネットワークの設定を行うツール。
Windowsでは管理に使用するHTTPプロトコルはこっそり動いている。netshなら、その通信も拾える。

  • findstr

検索。grepの代わりにはならない。

保存されている資格情報の一覧を見る機能。
パスワードとか。

  • shutdown

GUIではPCを落とすまで5回の操作が必要だが、コマンドなら1発で停止できる。

  • start

指定ファイルをデフォルトのプログラムで開く。
OSXのopenコマンドのようなもの。

Windows PowerShell


オブジェクト!!オブジェクト!!

  • コマンドは、動詞 → 名詞の形式になっている。
Get-Help Get-Help
  • ヘルプが表示される。man manみたいなもの。
Get-Process
  • psのような情報を表示。
  • 表のように表示されるが、テキストではなく、オブジェクトである。
  • 目で見えるよりもたくさんの情報を持っていて、次のコマンドに渡している。


うおおおおお?

型に応じた、メソッド、プロパティを使用できる。
Get-EventLog
  • イベントログにアクセス
Get-WmiObject
  • WMIにアクセス
リモート
  • Windows PowerShellは、一度に複数のマシンにアクセスして、処理できる。
  • 一対多の処理ができる。
XML
  • XMLも楽々操作。


これはきたなー。

感想

このセッションは聞いて良かった。
朝早く起きたかいがありましたよ。