たまには他のvi系エディタの話でも。ViViとかどうだろう。

パソコンのメニューに並ぶ、ViViVimのアイコンの図。


ViViのVimに比べての良い点は、まず設定関連ですかね。
しっかりとした設定用UIが用意されていて、さくさく設定を決定できます。
こういうのがVimにも欲しい。GUI版にしか入れられないだろうけど。

メニュー。これはほんの一部。他のメニューもこのような感じ。.vivircという設定ファイルも使える。


ViViのメニューの項目をチェックすると、
プロジェクト管理とか、アウトラインとか、お気に入りとか、罫線モードとか、クリップボード履歴とか、世代管理とか、
Vimエディタならプラグインを入れる必要がある機能が、最初からいろいろと入っているのがわかります。
これは楽々です。


それから、ViViも、やはりスクリプトによる機能拡張ができるのですが、(ViViスクリプトという名前。)
この言語の文法が、Vimスクリプトと比べると、見た目的には、かなりいけてるのが好感。

// サンプルコード
function bubbleSort(obj, func)
{
    for(var i = 0; i < obj.getCount() - 1; ++i) {
        //  obj[i] 〜 obj[最後] までの最小値を obj[i] に入れる
        for(var j = obj.getCount() - 2; j >= i; --j) {
            if( func(obj[j], obj[j + 1]) > 0 ) {  //  降順ならば、値を入れ替える
                var temp = obj[j + 1];
                obj[j + 1] = obj[j];
                obj[j] = temp;
            }
        }
    }
    return obj;
}


プログラミング言語っぽい。


通してみると、ViViは全体的にユーザーフレンドリーな作りで、
初めて使うのならば、Vimよりもずっと簡単に導入できそうです。
ViViは、とても良いエディタのようですね。


なんだか、普通のアプリケーションのように錯覚してしまいそうでしたよ。

よく考えたら、vi系エディタの時点で普通じゃないんですけど!!